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伝染する一億人総加害者(白ゆき姫殺人事件のあれこれ)

鑑賞してからしばらく時間が経ちました、白ゆき姫殺人事件。
思ったことがちらほら言葉になってきたので、感想を書きます。
ネタバレ有、いいことばかり書くわけじゃないのでご注意を。
それでもいいよという心の広いお客様はこのままどうぞ。
最近心惹かれる予告がないので、次はいつ映画館に行くのやら。
キャラメルポップコーンの味が濃いところ食べたいのに…っ!

あらすじや正当派な感想は公式ややほーれびゅーにお任せします。
この作品を見たきっかけは、中村義洋監督作品だったから。
湊かなえさんのどろっとした作風も好きだし、見てみようかなと。
ちなみに原作未読、レビューも見ないまま鑑賞してます。
結論から言うと、善し悪しはともかく自分好みの作品でした。
美人OLが殺されたのをきっかけに犯人捜しを始めるネット社会。
結末は…一応黙っておきますが、それほど難解ではないです。
まずはいつも通り、いいところと微妙なところを。

【いいところ】

・人間の無意識な悪意が丁寧に表現されている
・中村監督らしいエピソードの追加
・全体的にまとまりがあって、安心して最後まで見ていられる

【微妙なところ】

・多分賛否両論になるであろうエピソードの追加
・ミステリー作品だと連呼する広告方法
・DVDを誰が買うのかよくわからない

微妙なところは映画の内容に直接関係しないことばかりで以下略。
大前提として、この作品の醍醐味は人間ドラマだと思います。
ミステリー作品だと銘打って煽ったら逆効果だと思う。
犯人、最初から最後までフラグ立ちっぱなしだし。
ツイッターやネット社会を舞台にした、何とも言えない陰湿な話。
+白雪姫的なエピソードがうまいこと馴染んでて何も言えねぇ…!
人の醜さ、いやらしさ、どうしようもなさがじんわり。
原作未読ですが、なかなかエグい話なんだなと想像してみたり。
救われない話ですが、中村監督なりの救済策がちらほら。
その中の一つが、アナログなやりとりをする大人彼女の二人。
話の終盤のあのシーン、ベタなのに不覚にもほろっときました。
痛快爽快的な話ではないので、万人向きではないかもしれません。
あのアナログシーンを酷評なさる方もいらっしゃるよね。
あくまで自分好みだっただけなんだよな。
なんとなく後味悪い話なので勧めにくいのも事実。
ただ、中村監督のセンスなのか、救いが全くない話ではないです。
(見終わってから原作チラ見したけど、原作はどん底かも…)
今回はソーシャルネットでしたが、こういう話って昔からあるね。
悪意の連鎖がとんでもない方向に一人歩きして止まらない。
言いたいこと言いすぎるこんな世の中じゃ…poison風味。
気になる方には何らかの形で見ていただきたい作品です。
ただしくれぐれもCMは挟まずに、円盤レンタルとかで。
スクリーンで見なくても面白いけど、CM入ると興ざめしちゃうし。
地上波だとカットされる場面もあったりするので、お気をつけて。
同じく中村監督作品の告白ほど重くなく、ミステリー色も薄い。
だからこそリアルに頷けてしまう部分がある作品です。
それにしても、中村監督作品はサービス精神が半端ないよな。
伏線回収の仕方が、オセロの白黒が変わるときみたいに遠慮ない。
伏線は回収する作品が好きな自分にとってはツボでした。

中村監督の次作に期待しながら、まったり浮上!
   

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Author:dealersakana99
ナマモノ水物さかなです。
流れるままに生きてます。

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